明日もある !凸凹家族

カサンドラ症候群です。自閉症スペクトラム、ADHDの子ども育児について綴っていこうと思います。

夫に抱かれるということ


この数か月・・・戸惑っていること。
それは夫婦関係です。
つまり、夫婦関係の再構築です。
子どもとの母子関係の再構築が完了したと思ったら、夫婦関係も残ってたんでした~。
固定化した家庭内別居の関係で、適度に距離感のある関係が心地良かったのですがね。


カサンドラ症候群のブログですので、関心のある方も多くいると思います。
私自身も今後の可能性として、吉凶どうなるのか?かわかりませんが。
私のブログですので、記録として書き残しておこうと思います。


!閲覧注意です!
今現在、カサンドラ症候群で苦しい方は、読まない方が良いかもしれません。
また、カサンドラ症候群かもしれないと気づいたばかりの人にも、読む意義はあまりない内容だと思います。
カサンドラ症候群の自覚からの回復期の方には、適した内容なのかもしれませんが・・・。


夫とは好き同士で結婚した。
出会いはリアルでだったが、遠距離で3年間の交際をした。
近距離になってからは5年間。
約8年間の交際を経て結婚した。
相思相愛だったけれども、私の方が彼を好きなのだと思う。
彼は言い寄ってきたから、私を好きになったきただけだと思う。


よくできたもので、私はADHA.彼は自閉症スペクトラムが強い。
私は自信満々そうで、内面は自己不全感が強いタイプ。
アダルトチルドレンであり、愛着障害持ちだと思う。
私はお世話好き。


彼は自閉症スペクトラム。
仕事もしている。(人とかかわらない仕事)
結婚したし、子どももいる。
優しいし、穏やか。彼のことを悪くいう人はいない。
受動型のアスペルガータイプ。
社会とのずれに気が付いているので、常に遠慮して生きている。
社交的な振る舞いをどうしたらよいのかわからないことが多く、困惑している姿もある。
だが、謙虚に見えるのでおかしな人には見られないという特技を身に着けている。


交際している間もおかしなことは多々あった。
気付いていた。でも気づかないことにしていたのだと思う。


例えば、遠距離交際の時に。
私の知人に、「なにしにきたの?」と尋ねられて。
彼「好きな人に会いにきました。」と直球で答えたり。
彼は大真面目なのだが、まわりは冷かして、上機嫌になり場がなごむ・・・とか。


触覚過敏があり、外食時にステンレス製のスプーンを我慢して使用していた。
彼「食べられるけど・・・。びりびりするんだ。」
それを聞いてから、私はお箸と木のスプーンをマイバッグに忍ばせるようになった。
外食先で、私が差し出して美味しく食べてもらうのだ。


独身時代は、お互いに学校に通ったり資格をとったりと忙しくしていた。
もう十分に適齢期となったので、結婚したが。
独身時代は、別居だし、お金も別々。何も困らない。


結婚してからは何もかもが困った。
本当に困った・・・。
もう省くけども。
夫の存在自体がハンデだったというほど。


幸いに?私の給料がそこそこあったため。
夫がお金を出し渋っても。割り勘でも。生活できた。
だから、普通の感覚ではない。


妊娠して、子どもが生まれてからは大変な困難の連続でした。
約8年間のセックスレス。当然です。
身体の疲労も強いし。夫への不信感も大変なものです。
夫には触れたくない、ささいなスキンシップも嫌なくらいでした。


夫には皮膚感覚の過敏もあります。
ぶっちゃけて言うと、性交渉自体が気持ちよくないらしい・・・。
(痛いとか、ひりひり、ピリピリする感覚もあるそうです。)
何年も交際していたのに、それを知った時には衝撃的でした。
まー、でも、他の男性とは違って淡白なことも知っていたし。
カサンドラ関連本で、そいう記述を読んだ時にも、やっぱりね。なるほどね。という思いでした。


産後に2回、夫からの性交渉の誘いをされたけど。身体が無理なので、やんわりと断ったらそれからは誘われなくなりました。良く分かりませんが、自己処理していたのだと思います。
あと、臆病だし、アスペルガー鉄板タイプなので、強引に誘われるようなことでもなければ浮気などはしない人です。そこは信頼できます。


私のことですが。ちょっと鬱っぽいと、性欲はなくなります。
ましてや、安心できない相手に身体を開くことはできません。無理無理。
ちょっと元気な時期で、性欲が出てる?って感じてても、子どもからは離れられないし、自由になれる時間もない。つまり、浮気もできない。
夫は性的な対象外でしたので、正直な話、もうセックスするなら他の男性だな。なんていう思いもありました。でもなにせ40歳代、中年太りで醜いからだ・・・。不貞をおかしてまでチャレンジする勇気も時間もお金もなし。だから諦める。それが一番だったのです。


性交渉はなくても。
パートナーとは思っていなくても。
高校生の長男的なポジションにはいるので、家族三人でお風呂に入ることはよくありました。日常です。それには違和感なし。
子どもも一緒なので、性的なことは一切なし。
子どもも大喜びです。


そして、高校生の長男(夫ですが)なので、わざとぶつかると喜びます。
キッチンは狭いので、わざとそれをして喜ばせていました。
あとは、分かりやすく頭を下げてのありがとう。
そして、彼の両手をつかんで、握ってあげてのありがとう。
高い位置でのハイタッチ!
わかりやすく喜んでくれます。


この夏。2019年の夏。
たまたま、夫と休日がかぶったので一緒に行動していました。
子どもは学校です。
子どもの帰宅時間に合わせて自宅へ帰った際に、不穏な空気感になりました。
夫に押し倒されたのです・・・。キャー、嫌だーというのが本音。
正直なところは襲われている気分でした。
でもどうなるのか?(好奇心旺盛な性分なので)試してみたい気持ちもありました。
結果は、射精にまではいたらず・・・。子どもが帰宅したため。
ちょっと中途半端でしたが。終える時に夫が言った一言に、ひどく傷つきました。
夫「はい!!セックスレス終了~。」平坦な声で言ったので、それにもイラッとした。
なかったことにして過ごしていたが、時間が経ち。あれはなんだったのかと?
夫に尋ねてみたら。
夫「暑かったからかな~。」とはぐらかしていた。
そのことを反芻してしまい、泣いた日もあった。
自尊心を踏みにじられたような気持ちとでもいう感じです。
やっぱり、抵抗はしなかったけれども、夫に犯された気分でした。


そして、あるカサンドラ妻さんが、実際に夫から合意なく犯されていることで、精神状態を病んでいる話を思い出しました。身体が震えるほどの嫌悪感なのだそうです。
お気持ち、察することができます。DVですよね。経済的に主従関係にあるから、拒否できなくて、でも嫌な相手に身体を開くので自尊心が踏みにじられる。
それを思い出してから、無理はしないことにしました。
不穏な空気感が流れたら、家庭外に逃げていたのです。


ある秋の日だったと思います。
夫にこれまた直球で尋ねられました。
夫「セックスしてくれないなら、風俗に行ってもいいの?」と。アホかと思いました。
私「どうぞ、自分のお金で行ってください。でも、風俗に通っているのを知っていると気持ちが悪いので、私にばれないように行ってください。性病がうつらないように気を付けてね。」、「浮気も同じです。私にばれないようにするなら自由にやって下さい。」
夫はきょとんとした表情で、なにも答えませんでした。
何を考えているのか?私にはわからないし、考えたくもないので、なかったことにしていました。


基本的には性的なことに淡白な男性なので、矛盾するようですが。
寂しい。人肌恋しかったのかもしれませんし。
もしかすると、私の中で夫婦関係が固定化して決着がついた関係になったことに気付いて寂しくなったのかもしれません。
夫の部屋が居心地よくなるように(夫がこもりやすいように)、クッションを買ってあげたりしたというのもあるのかもしれません。私自身が、家庭内別居の環境整備を進んでしたことに、違和感を感じたのか?


年末、年始です。
夫との性交渉を振り返って、泣くほど自己嫌悪で嫌でしたが。
夫が私に親切になりはじめてから、私の気持ちも開いてきました。


復縁というと大げさですが。
夫があらためて私に外の顔を向けているのです。
私に親切にするとは、ゴミだし、子どもの学校の準備、子どものエレクトーンの練習に付き合う、子どものクリスマスプレゼントに感心をはらう。お金を出す。もろもろのお金です。実家帰省の代金を出す、お年玉を用意する、年賀状はどうするか気に掛けるなどなど。普通の家庭ならば当たり前に夫婦ですることを、これまで私はだだ一人きりでやりぬけてきました。今回は違った。
彼には力はなくても(実働する力)、気にかけてくれる。
年賀状どうする?本屋で見てきたんだけど、三人で写っている写真ある?とか。
ないです!と即答したけど。
結局、私がスマホのアプリで年賀状注文したけど。
なんとか苦労して3人の写真を見つけたけど。
そういう小さいことの色々が積み重なり、私の心の氷を溶かし始めた。


親の介護帰省で、私が実際に目の前からいなくなってしまうこと。
私が帰ってくるのか?(夫も子どもも不安)という気持ち。
私は冷めてて距離感を保って傷つかないようにカサンドラ状態を維持しているけど。
夫は悪気はなく、私への愛情や執着はまだあるようだ。


私にもクリスマスプレゼントあるかな?なんて思ったけど、なしだった。
私はもちろん夫に用意していない。
今回は全くの余裕なしだった。
でも、夫からのプレゼントはなくても私は毎年、彼にプレゼントをしている。
一昨年は、パジャマをプレゼントした。その前はたしかベスト。下着の年もあった気がする。でも、お返しはなかなかない。それがスペルが-天然気質だ。
あたりまえなので、傷つきもしなかったけど。
年が明けてから、急に家族三人で初詣に行きたいと言い出したり。
(実際に強引な彼の誘いで出かけたが、閉まっていた。苦笑)
(初詣は、私が大事にしていた家族行事だが、彼はいつも不満気でした。人混みが嫌いなアスペルガーだから。私も諦めていました。)
私にプレゼントがしたいと言いはじめたり。
私は今、モテモテなのです。


結論として、アスペルガー夫は内面だと会話が通じないし、抱かれたくない。
妻に外面で接して親切にしてくれるならば、話が通じるし抱かれてもよい関係になる。


これって、流動的な物だなって思いました。
夫も妻も自閉の山を低くした状態で、お互いが歩み寄ろうとするときには、気持ちよく身体を許せる、信頼関係を再構築できるということですよね。


もう一つの結論。
身体を通しての信頼関係は、人間として健全な姿だなと・・・。
身体を使うと血流も良くなるし、発散もできる。
カサンドラ症候群は、心身になんらかの不調が出てきますね。
夫との性的な交渉で、心身の不調まで解消されることがあるならば。
カサンドラ症候群の治療方法として、別居や離婚以外の方法があるということになります。つまり性的な交渉は、身体だけではなくてこころまでほぐしているから。
自尊心や自己肯定感が他者によって、高まる最高の方法だということですよね。
でも、逆のこともあり得ますから。
反動で、さらに傷つくという可能性もあります。だからか・・・。夫と気合が入ったキスはまだできません。


浮気。
妻が浮気することで、カサンドラ症状が和らぐ話は何度も聞いたことがあります。
でも、いわゆる不貞行為に該当するので。おすすめはされていませんね。



ただ・・・。
女40代。本心はもうひとり子どもがほしい。
でももう赤ん坊の子育てはこりごりです。
さらに強烈なタイプの個性的な子どもが我が家にきたら大変なことになりますから。
経済的にも、いまでも破綻状態です。もうひとり子どもは無理ですね・・・。
気を付けないといけません。
赤裸々なブログにおつきあいいただきまして、ありがとうございます。<(_ _)>

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