明日もある !凸凹家族

カサンドラ症候群です。自閉症スペクトラム、ADHDの子ども育児について綴っていこうと思います。

ギフテッドへの気付き・社会の子

ギフテッドに関する情報は入手が難しく感じている。
アマゾンで入手できる「ギフテッド」と冠がついた本を基本的な情報の基礎としている。


【ギフテッド開発センターによる簡易的ギフテッド診断テスト】
アメリカギフテッド教育最先端に学ぶ
才能の見つけ方 天才の育て方
文芸春秋 石角友愛


26の質問項目からなっています。
http://giftedkyouiku.com/gifted-judgment
興味のある方は、一読されてはいかがでしょうか。


赤ちゃんの頃から、なにせ激しい赤ちゃんでした。
よく泣く、よく泣く。
やっとお座りをしはじめた頃には、あやすとブーイングをしていました。
教えてもいないことを、赤ちゃんである我が子がするのを見て、驚きました。
「ぶーぶー!」っと、口をとがらせてのブーイングです。
ブーイングは、本能ですることを知りました。
初めて、彼がブーイングをしたのは記憶にあるうちでは、実家の母親に対してでした。
遠距離に住んでいるため、会うのは年に数回程度です。
私が家事をしている間に、あやしてくれたのですが、大ブーイングをされました。
実家の母もとても驚いていました。
そして、母が私に教えてくれました。
この子は、神様からの宝物だという事を。


その後も、やりにくい子のため何度も母に電話をかけて相談したり、愚痴を聞いてもらいました。その中でのこと。
私自身は、仕事、家事、子育て(しかもやりにくい子。寝ないし)で疲弊しています。
母から、「この子はとても賢い子だから、大切にしてあげなさい。いろんな子どもがいる中で、この子は打てば必ず響く子だから。響かない子よりは、おもしろい子育てができるよ。大変だけど良かったね。神様からの宝物だよ。」と言われても、胸にはそこまでは響きませんでした。けれども、後々の成長をみて、実母の言葉をことあるごとに思い出していました。
 とてつもなくやりにくい子のため、発達障害を疑って役所の子育て相談や、発達テストも受けました。結果は、かなり個性的な子どもだが、障害はなさそうだとの説明でした。
これだけやりにくくて、障害がないなんておかしいでしょ。私、大変なんですけど。
アドバイスも、もうしていますということばかりで。役に立たない。
お母さんが心配しすぎ、もっとおおらかに子育てしてなどと言われたこともありました。
この子は、大丈夫だよ。と言われたり、順調に育っているように見えるけどとも言われました。
けれど、私はあたりは柔らかいけれど、そういうことを言われるほど傷つきました。
私は悩んでいたり、心配しているんではなくて、困っている!と叫びたかった。


この子を寝かせて下さい。私だって眠りたい。
私に質問ばかりするのをやめさせて下さい。私も混乱する。
静かな時間がほしい。だって、ずーっと喋り続けている。
私への監視が緩みますように。母子分離不安がつよい。
肩車して歩くのは、好き好んでのことではないです。そうしなければ、おさまりがつかないからです。腰痛で倒れそう。誰も助けてくれない。微笑ましい光景ではないんだが。


結局、小学校教員をしている知人に相談しました。
役所の心理相談・検査では診断は出来ないことになっている。
小学校へあがってから発達障害だとわかることもあるし。
困っているなら、なるべく早く受診した方がよいと勧められました。
そこで、専門クリニックを予約しました。思い切って!
なんと、初診まで3か月待ちですとの説明でした。
迷っている方は、お早目の行動がよいですよ。
結局、早めてくれて約2か月で受診に至りました。


事情を話したふたりの人に、こう言われました。
「はっきりさせたいんだね・・・。」
肯定的なのか、否定的なのか。どちらかわからないけれど。
でも受診せざるを得ないほど、追い込まれている私の気持ちは、伝わらないのだなと感じました。


発達障害関係の本を探して読み漁ったり、ネットサーフィンしているうちに、ギフテッドという言葉につながりました。あー、これは。母が言っていたことだと気づきました。
神様からの宝物なんだと。
息子は、計算がすごくできたりする子ではありません。
5歳にしては足し算は早いですが、二桁の足し算はできませんし。
なにかを暗記したり、披露したりという事もありません。
だから天才児というのには違和感があります。
だから、ギフテッドというのも私の勘違いなのかもしれません。
ちなみに、簡易診断テストでは26項目中24項目が当てはまりましたが。


あまりにもやりにくい子だったので、
赤ちゃんの時から、社会の子だと信じ込んで育てていました。
社会の子だから、大切に育てて社会へ送りださねばいけない。
私の子だから、なにをしても(虐待、叩いたり)良いわけではない。
社会の子、社会の子。
その思い込みは、当たっていたのかなと感じています。

とにかくよく泣く赤ちゃんだった

もうすぐ息子は6歳になります。
赤ちゃんの頃から、なにせよく泣く、泣く、泣く子でした。
初めての子だったので、母乳育児をしたくて一生懸命でした。
母乳って、勝手に湧き出てくるもんだと思っていたけど。
それは限られた人だけで、たいていの母親は乳児に吸ってもらうことで、出るようになっていくのですね。やっきになって、おっぱいと赤ちゃんと闘っていました。
生後一か月健診で、あんまりよく泣くので母乳不足を心配していましたが、
順調に体重増加していると聞いて安心しました。
他にも、歩きはじめるまでにも気になることはあったのですが。
またの機会に書きますね。
ともかく、自閉症スペクトラムの診断がついて、お医者様の説明を受けていると、全てがつながって理解することができます。


生後2か月の時・・・。はっきりと覚えています。
私をギーッと睨みつける表情。というか、目つきですね。
まだ、笑い返したりもしないような時期でした。
この子は、私のことを憎んでいると思いました。
この子は、私のことが嫌いなんだと思いました。
食卓の上に、母乳を与える時用のU字枕を置いて、寝かせてみました。
少し離れた場所から見ていたら、泣きもせずに私を睨みつけていました。
私も産後うつのような状態だったので、私の方が子どもを睨みつけた。だから、赤ちゃんも私を睨みつけた。と、乳幼児までは親子の関係は鏡ですよ。と説明を受けて納得です。
それでも、その時の私は、自分は赤ちゃんを愛していると思っていたし。必死になっていたのだけれど(家事や、お金の心配、夕食の支度、うまくいかない母乳育児)、自分に問題はないと思っていました。敏感すぎる子どもだから、感じ取っていたのですね。


朝も、昼も、夜も、泣かれて。しかも、大声でパワーありすぎ。おろおろしていました。
今、思えば。夫も、私も、子どもも聴覚過敏があり、耐えられなかった。
後々に、耳栓育児をするようになったのですが。罪悪感がありました。
子どもの泣き声(訴え、要求)に、蓋をするなんて!もってのほかではないかと。
でも、大丈夫です。耳栓していえても、ちゃんと聞こえます。
しかも、マイルドに聞こえるので、赤ちゃんの泣き声で慌てる人には、おすすめします。


所帯をもったばかりで、小さなマンション暮らしでした。
鉄筋コンクリートの壁で。
赤ちゃんの声が、かなり反響する部屋でした。
となりの家の音は、全く聞こえない部屋。
他にも、赤ちゃんの泣き声や親の怒る声、生活音が聞こえたら。
私だけではないと思えたかもしれません。
安心できたかもしれません。


体験したからこそ分かること。
インターネットや、書籍からの子育て情報だけではだめでした。
人間が、一言でもいい。大丈夫よ。と言ってくれる有難さ。


うちは保育所に入ることができたので、生かすことができました。
夫と激しい夫婦喧嘩の末に、保育所に入れました。
一か月間だけは託児所へ入れました。
生後5か月の時です。なんと、一か月で五万円もしました。
しかも、すぐに熱を出すので預けたのは半月程です。


泣き声がうるさかったと、虐待する人がいますね。
私には他人事だとは思えない。
虐待するかしないか。一線を越えるか、越えないか。
そこは違うにしても。
赤ちゃんの声が耳障りで、ベランダから投げ捨てたくなったのは私です。
そんな自分が怖くて。起床したら、まずは外出着に着替えて、一日中、ベビーカーでウロウロしていました。季節は、秋、冬へと変わりました。
こんな暑い中、散歩?
こんな寒い中、散歩?人には、いろんな事情があるのです。
天候が厳しい中、お散歩している人をみると。
胸がしめつけられます。

石のコレクション

はじめてのブログですが。
読んで下さる方がいることに感謝いたします。
ありがとうございます。
子を持ってからと言うもの、日常生活が大変すぎて軽くうつっぽいので。
感じやすくて、涙もろいです。
感受性が研ぎ澄まされているという感じです。
ささいな事でも感動してしまうので、違和感ありありなのですが。
たとえば、ほんの少し声をかけてもらうだけで、涙ぐむ。
子どもの歌を聞いては涙ぐむ。
感動を誘うような番組では、また涙。
ボジテイブに自分自身を受け止めたいです。
毎日、えらいよ私!
皆様に感謝して、ぼちぼちと書いていきますね。
子どもにしたことを書くことで、自分を自制することが出来るかもしれない。
アンガ-コントロールにつながるかもしれないことを、意図して書き綴ってみます。


今日は、沢蟹取りにいきました。
ここでも、たくさんのことを書きたいのですが。
また今度にします。
ギフテッドかもしれない彼は、生物が怖いんです。
今日もカニにはほとんど触れませんでした。
先日は、ザリガニ釣りにいったのですが、そこでも同じ。
それでも、少しずつ慣れというか進歩している手ごたえがある。
そして、帰宅したらば偉そうに。自慢したりするのです。
経験は、自信につながっていくのだね。
少しずつ、図鑑やDVDではなく、リアルとの一致を試んでいくつもりです。
NHKのワイルドライフは、絶賛ドハマリ中なのですが。
図鑑の昆虫も、鳥も、魚も大好きなのに。


さて、石について。
彼は、川や沢蟹ではなく石に興味を持ちました。
触って、撫でて、暑い日向で乾かしては感触を確かめている。
正直なところ?という感じで、私は沢蟹を探してあげようと一生懸命でした。
帰る時に、石を持って帰ると。
んー。困る。嫌だな。
なんか余所の石を自宅に持って帰るのも嫌だし。
持ち帰りって、違法じゃなかろうか?そんな心配もありました。
結局、彼が選んで集めた5個を持って帰ることにしました。
途中、落としてしまい、4個になりましたが。
寝る前に、石のことを急に思い出したらありません。
夫が、外に出してしまっていました。
しょんぼりして、石を拾いにいった表情がひっかかりました。
おそらく、前の私なら。拾いに行かせない。石は外だよ!と躾けていたと思います。
今日の私は、石を拾ってきた彼と一緒にコレクション箱を作りました。
子どもの頃に、貝殻を集めて収集年月日、採取場所を記入して自由研究にしたことがあったのを思い出せたからです。
ちょうど、手ごろな菓子箱があって。
石にシールを張り付けて。
ほんの10分もかからない作業でした。
子どもとふたりで、暖かな気持ちになれました。
こういうことの積み重ねが、丁寧な子育てというのかもしれないな。と思えました。
喜んで、枕もとに石ころの入った箱を置いて寝てくれました。


沢蟹取りにすぐに飽きてしまった息子。
山の上まで行きたい。と、上流目指してグングン歩いてしまって。
説得も通じず、もめながら親子で強引に下ってきました。
そういうこともあったけど。
今日は、わりと楽しく、平穏に過ごせた一日でした。


大好きだよ。
愛しているよ。
いつもありがとう。

ギフテッドかもしれない

とにかく大変な子育てで。
先日やっと、判明しました。
もう5歳過ぎてますが・・・。
お母さん、神経質じゃないよ。
私の勘違いじゃなかったじゃんよ。
私はうそつきじゃないよ。と叫びたい。


乳幼児健診、クリアーしててもね。
やっぱりね。
過剰適応状態らしい。
外では良い子を演じてるのだそうだ。
発達障害スペクトラム。
高機能自閉症。
おまけにADHD持ちときたよ息子!おい!
どうりで、言う事きかんし。
一緒にいたら落ち着かないし。イライラするわ。
いろいろ、読み漁った。
結果。
もしかしたら、ギフテッドかもしれないということ。
どうりで。私をマシーンのようにこき使って、本を読ませたり。
DVDをかりさせたり。あまえて、テレビ番組を録画させたりするのだね。
合点したところありありです。


自分の甲斐性が無いと泣いたのだけれど。
医師に、小学校受験を勧められた。
「○○小学校はどう?凸凹のある子にも、対応してくるらしいから。」と。
思わず、「誰のことですか?」と尋ねかえしたら。
「この子のことですよ。」って。
お受験!オーマイゴッド!
生活苦まっただ中なのに。「無理です!お金ありませんから。」と即答したけど。
帰りの電車で泣いた。
お金があったら、私立に行かせることができたのかなって。
笑っちゃうくらいに、学費がバカ高いとこなので。背伸びすらできないけど。
この子の未来の幅を狭めてしまうのかなと、泣いた。
保育所の先生に時間をとってもらった。
慰めてもらった。胸を張って、公立へ行かせる気持ちにもなれた。
丁寧な子育てが必要らしいが。
日々の生活をスムーズに送ることすら困難で。
子どもとの衝突を繰り返している。
医師は、完全に子どもの味方なので。
母が怒るなんてもっての外だと指導して下さるけども。
愛着関係は育っているけれども。
もう捨ててしまいたいと、なんど思ったことか。
でも愛している。なんでもしてあげたい。
でも、私も人間だよ。私も、大切にされたいよ。
夫は無関心。
子どもは、ストレスのはけ口にしてくるし。
癇癪もち。
どうやって育てていけばいいのか。
どうやって導いていけばいいのか。
暗中模索中。

発達障害家族だった

夫はおそらく未診断のアスペルガー。
私は適応障害、ADHD。
子どもはADHD,高機能自閉症でした・・・。
そんなの、知らなかったよ。
薄々、気づいてはいたけれど。
とかく生きづらい世の中だとは思っていたけれど。
やっぱりかと、ほっとしつつ。
でも、なんにも変らないよね。現状はとあらためて気づく。
やっぱり、正気を保って。踏ん張るしかないよねと思う。
夫は頼れない特性持ちなので。
ここはやっぱり、かーちゃんとしての正念場。
ずっと、頑張り続けてるんですけどって、叫びたいけど。
とにかく、仕事は失わないように。
しっかりと惰性でもよいから。とにかく、遅刻したらあかん。
とにかく、ミスは起こさないように。肝に銘じる。


今日、百均で鈴を買った。
ひょうたん型。ちょっと、趣味ではないけど。
他のよりは音色も良いしと購入した。
とりあえず、鍵の紛失防止につけなきゃ。
20代のころ、鍵つけてたなー。
無意識で、自分の特性に気づいていたのだろうね。
ネコみたいと言われてから、やめてたけど。
子どもをもってから、忘れ物がなにせひどいので。
病的だなと思っていたら、やっぱりか。
障害だったのかというオチ。
つらいぜ。