明日もある !凸凹家族

カサンドラ症候群です。自閉症スペクトラム、ADHDの子ども育児について綴っていこうと思います。

母の行動異常

しばらくの間、ブログからは離れていました。
応援して下さる方々。ありがとうございます。
今日はふと、書けそうな気持になったのでPCに向かいました。
私は生きています。


家庭内で孤独なんですよね・・・。
結局は。
それは私の人とつながるのが下手という特性からくるものもあると思います。
そして、夫も子どももみんなが下手。
コミュニケーションの取り方が独特で、下手。
かみあいません。
子どもと二人で一緒にいるとつらいこと・・・それは、普通に気持ちの通った会話が成り立たないこと。私が敏感になっている時には、子どもの独語はかなりしんどい。そこにいるだけのことなのですが、聞き流せずにイライラが高まってしまいます。子どもは上機嫌に歌ったり、好きな映画の場面やテレビCMなどをリフレインしているだけなのですが。その真似がそっくりすぎるほど、いらいらします。


夫は基本的に家にはいません。仕事でかなり遅い帰宅。
今はいない方が平和です。
ゴールデンウィークは夫が大型連休だったので、かなりしんどい日々でした。
終わってホッとしています。


ブログをお休みしていた間のこと。
なにが起きていたのか。


実父の介護のために介護休暇を取得しました。
約1か月間です。遠方飛行機の距離なので、子どもは一緒に連れて行くつもりでしたが。
本当に色々と考えて置いていきました。
子どもの世話は夫の実家で。そもそも、夫の実家との交流はほぼなくて疎遠です。
ただ今回は義妹がわけあって滞在中でしたので、思いきって頼りました。
夫も義父も想像以上にこの決断を理解してくれました。
子どもにとって、環境を変えることで登校できなくなったら困るということ。学年末だったために通学させてあげたいという気持ちからです。
離れていた間に子どもが成長し、変化したこともたくさんありました。
これまで一晩とて離れたことはなかったのに。
母との別れを受け入れてがんばってくれました。
おおきな変化は、大人に囲まれたことで安心感が生まれたこと。
母以外の人には遠慮するため、むちゃくちゃなことはしない。
褒められることが増えて自己肯定感が育ったように感じました。
やはり私ではだめだった。
私以外の人が育てた方がうまく育つのだわ・・・という気持ちが正直なところです。
でも、母に会えるから頑張れた。というところも認めてあげてくださいねとカウンセラーからはアドバイスを受けました。


たった一か月半くらいの間にジェットコースターのように父親の状況が変化しました。
急性期病院からリハビリ病院への転院調整、在宅介護のための申請や手続き。
ケアーマネージャを通じての、デイサービスや訪問看護・・・・。
毎日毎日、午前・午後と初対面の人にたくさん出会いました。
同時並行で、母の介護保険の申請やケアーマネージャーを通じての相談や見学、デイサービス調整、地域の見守りの方との面談、地域包括支援センターとのやりとり。
父の入院中はそういうことをしていました。
昼食と夕食の時間に面会をしての繰り返し。
自宅で一週間の介護をしている間は、自分が不眠不休状態で。食べるのも忘れて3㎏やせました。あっというまです。
その後、リハビリ病院では受け入れられず、また急性期病院へ。
状態が悪化したため、方針転換をして看取りの方向へ。死への準備期間です。
自宅で慰労会と身内の誕生日をするために一時帰宅しました。
本当によい思い出ができました。
その日だけは熱も下がって。
15分も座っていられないくらいに弱っていたのに、一時間以上も座っていられました。
そして、子や孫への挨拶までできた。夢のような時間でした。
そして亡くなりました。
本当に悲しい。
なかなか向き合えませんでしたが、こうして少しずつ時間が解決することがあるのでしょうね。


母の行動異常です。
1.食行動の変化
辛い物を極端に好む。七味唐辛子、タバスコをなんにでもかけて食べています。辛くないと食べられないのです。少量を辛くしてしか身体が受け付けません。


2.喫煙
タバコを吸いはじめました。きっかけは通夜の晩にあまりも苦しく、火葬が受け入れられなかったところからです。


3.飲酒
キッチンドリンカーになりました。夕方から度数高いのを飲み続けています。


4.性欲亢進
異常事態です。カウンセラーに相談しています。
衝動性からの不適切対象、行動はないか、経過観察中です。


父は週末アルコールホリックでした。
父のことをこれほど思っていたとは想像してもいなかったのですが。
父の死からくるストレス反応だとわかりました。


恋人が亡くなったような気持ち?と確認されて、大泣きしてしまい。
自分で気付けました。
初めて交際した相手との別れのあとに、まったく同じことが起きていました。
あの状態・・・。思い出しました。


本来の私はどこに行ってしまったのだろう。
こわくもなりました。


ただ、良いところも悪いところもあっての人間。
大変なのは大きく変わっている時期だから。
「ほどよいところで落ち着くといいですね。」とカウンセラーに言われた。
いまは行動異常からくる日常生活との軋轢を調整中です。


夫と子どもはというと・・・・。
不思議と穏やかなのです。
パワーダウンした母、不良化して自己中になった母の方がよいみたい。
というか、向こうが適応してくれている気がしてなりません。
ひとりになりたい。
ゆっくり休みたい。
でもかなわないこと。


ご飯を作り、家事をして、仕事も続けている。
でも前の私と今の私は全くちがいます。
自分で情けない気持ちもするけれど、そうしなければ生きていけない。
なにかが起きれば自宅を出ていきそうな自覚があります。
ひとりになりたい。そう思いながら日々をやりすごしています。


まだここには書けないこともあるので。
また気持ちの整理や、状態が落ち着いたら書こうと思います。
生きている実感や喜び、きっとあるはずです。

×

非ログインユーザーとして返信する